【本間美紀のコラム/10月13日】
コラムもずいぶん、間が空いてしまいまった。12月下旬発売の「リアルキッチン&インテリアsearon12」の撮影が佳境。もう12年。干支も星座も一通り回った。12という数字はなんとなく好き。
今年のキッチン事例のテーマは大きく二つ。
1つが別荘やシェアハウス、2拠点生活のキッチン。
感じているのは、自宅のキッチンとは違った目的があるということ。景色を楽しめ、自然とつながる位置が大事だったり、地元の新鮮な食材を楽しめること、やはりですが大勢の人が一緒に立てること。そしてものはわかりやすく収納し、あまり複雑な機能を持たせないこと。
そんなことがわかってきた
もう一つは12年間、おなじみのマイキッチンストーリー。特にテーマ縛りはなく、リアルキッチンを通してつながった方のキッチンの物語を取材させていただく。
特に今年はリアルキッチン読者の方が多く、取材撮影に行っても初めて会ったような気がしない。取材が終わってお暇する時、ずっと前から知っている友人とお別れするような切なさが胸を走る。そんな方が多い。
この10月は忙しい。でも出会う人、みなさんが素晴らしい方ばかりで、魂が磨かれるよう。そんな日々を過ごしている。
コラムも記事も飛び飛びですが、たまにリアルキッチンのウェブサイトを訪ねてきてくれたら、本当にうれしい。このウェブサイトはそんな場所でありたい。
コラム=本間美紀(キッチン&インテリアジャーナリスト)
Text=Miki Homma(journalist)
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