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Panasonic Lclass

【セミナー報告】道具と暮らすキッチン

2017.03.15 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●中高級ラインが充実する国産システムキッチン

セミナーの最後は、パナソニックから登場したキッチン「L-class」(エルクラス)について解説がありました。大手住設メーカーのキッチンというと、機能重視と思われがちですが、最近はミドルハイクラス(中高級ライン)のキッチンが変化しています。その代表モデルと言えます。以下、本間が気になったポイントを3つに絞って、紹介します。

1 フォルムがすっきりしました
全体のフォルムがだいぶすっきりしました。これはワークトップの小口が17㎜とスリムになったことで、ぐっと洗練された印象になったのです。またキッチンの側面と扉材の収まりもきれいで、インテリア志向の空間にも溶け込みます。

2 有機ガラス系のワークトップ
美しいワークトップも選べるようになりました。有機ガラス系人造大理石「グラリオ」は、天然の雲母が含まれているそうで、光の当たり具合でさりげない輝きが感られたりします。セミナー当日はしっとりとした質感を手で触ってみたり、表情を目で確かめている人も多かったです。

3 やっぱりマルチワイドIHは良い!
パナソニックは電材、家電メーカーが祖業だけあって、家電部分が秀逸。パナソニックのキッチンにしか搭載できない設備があります。この点も大きな選択のポイントですね。もっとも魅力的なのが横に細長いマルチワイドIHですが、4口で加熱できるので、調理の間に他の鍋を保温できたり、2人で加熱調理をしても動線がぶつかりません。

またオーバルや長方形などの変形鍋にも対応し、まさに好きなお鍋と暮らせるキッチンになっています。

このIHはデザインも改良するたびに、洗練されてきて、個人的には萌えますね。

平日の夜というお出かけしにくい時間帯ではありましたが、満席御礼、みなさんのぐっとくる熱気がこちらにも伝わって、あっという間の素敵な1時間でした。次のページでは皆様のご感想をご紹介しますね。

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