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Milano Salone 2024 01
ミラノサローネ2024 結果速報
●日本のダイニングで活躍しそうなポイントは?
1 ゆったりとした座面
まだ3Dの成形合板技術が発展途上だった時代に挑戦した、お尻の丸みにフィットする座面。座幅58センチでゆったり。クッションを置いても良さそう。和室や日本の小物(漆器など)とも相性がよさそうなデザインです。
2 短いアームがテーブルにぶつからない
ものとしてみていると、ダックスフンドの足みたい、、、と思ってしまう短いアーム。これはダイニングテーブルで椅子を出し入れしても、ぶつかりにくい工夫です。
先が丸く握りやすく、ほっとします。椅子と手をつないでいるみたい。こういった温かさがフィンランドデザイン。
3 他のアルテックの家具との相性。
キッチンダイニングの取材では、アルテックの椅子はアルヴァ・アアルトののスツールやチェアを持っている人が多いのですが、あの丸いフォルムにもドムスチェアの雰囲気はなじむので「買い足し」にもいいですね。
第2次名作椅子、復刻家具ブームと言われる今だからこそ、たくさんの情報が飛び交います。一つ一つの椅子の個性を知って選んでほしいと思います。
フィンランドがらみでミナペルホネンの生地を張ったドムスチェアも登場。10月8日から70脚限定で発売だそうです。
次はアルテック社のパーティの様子を紹介しますね。パーティフードのアイディアに感激です。