バスルームや洗面、水栓金具などは「水回り」って呼ばれます。日本独特の呼び方だなーといつも思いますが…。
そんな水回りのショールームが最近、変わっていますね。
特に最近、インテリアを意識しているのが東京・乃木坂のセラトレーディングのショールームですね。イタリアとかドイツの洗面ボウルや水栓、バスタブなど海外水回り製品の専門ショールームですが、家具と水回り製品のコーデを、季節ごと変えて素敵な空間を見せてくれています。これが今年の秋冬コーデ!
テーマは「マットブラックでクールに引き締めたマニッシュなインテリア」だそうです。框(フレーム)付きの黒い壁にオーバルの洗面ボウル(イタリア・フラミニア社の「ヌーダ」)。キャメル色の革を張ったエッグチェアはフリッツ・ハンセンのあまりにも有名な一人掛け。右後ろのバスタブはイタリア・ラスペル社の「ラヴァスカ・ミニ」。このバスタブも息が長いロングセラーデザインですね。
季節ごとの展示なので、春夏の頃にはきっと違う空間が見られるはずです。まだ特に予定がなくても、時々足を運んでイメージを固める。そんなきっかけにもなりそうですね。
ほんと、ちょっと前まで水回りのショールームっていうのは、ひたすら商品を並べた場所だったんですよ。こんな風に革張りの家具やラグと一緒に展示されるっていうのは、時代の変化を感じます。※展示は期間で変わります。
ちなみに先日、ドイツ出張で泊まったホテルのお部屋がこんな感じでした。斜めに傾斜した天井。その下にこじんまりしたベッドルームと、市松模様のタイルに装われたバスルームが並んでる。インテリアと水回り、こういう風に合わせていくんだという好例でした。
セラトレーディング http://www.cera.co.jp