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ROSENDAHL Act.2.0

ファッションのセンスを北欧デザインに

2017.07.19 キッチンジャーナリスト 本間美紀

キッチンジャーナリストの本間美紀です。北欧というとシンプル、素材感、無彩色、暮らしを邪魔せず溶け込むイメージがあるのではないでしょうか。そのシンプルさをベースに、ファッションで重視されるパターンや柄、手触りなどを北欧のフォルムに生かす。先日、そんな発想の食器に出会いました。

  • 国民的ブランドが取り入れるファッションの発想

デンマークの生活雑貨ブランドは日本でも人気ですが、ローゼンダールはデンマークでは国民的に知られるブランドで、身近な日用品として誰もが持っているそうです。新作の食器はちょっとこれまでのローゼンダールとは違う雰囲気。とても素材感が豊かなのです。2年前に。同社のクリエイティブ・ディレクターに、ファッション業界出身のデイヴィッド・アンデルセンさんが就任したことも大きな理由のようです。

「ファッションの世界では柄や素材感でデザインを表現して行く。生活用品の世界でもそんな発想があっていいはず」と、自ら社内で「Act2.0」と名付けた企画とデザインプロジェクトとを起こし、新しいローゼンダールに挑戦しています。そんな新作を追っていきましょう。

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