KITCHEN
COSENTINO city tokyo open

キッチンマテリアルの新ショールーム

2022.07.19 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●自然光入る空間体験とデジタル体験が共存

「サイルストーン」や「デクトン」の大判の実物を自然光の中で見られることは、オープンキッチンが増えてきた日本でもとても幸運なこと。

さらにコセンティーノではAR(拡張現実)のシステムも拡充し、素材が実際の板(スラブ)の大きさで見られる巨大スクリーンもあります。

これまで小さなサンプルで大きなキッチンや壁がどんなふうになるか、想像するのはとても難しいことだったのですが、タブレットを操作する感覚で、展示しきれない素材の情報や、実際に素材を当て込んだシュミレーションのできるデジタル設備を備え、同社の全製品のみならず、テキスタイルやタイル、水栓金具などのセレクションを見ることができます。

床や壁面もすべてコセンティーノの製品。カット加工の可能性や床や壁に使った例など、キッチンに限らないインテリアマテリアルとして、可能性を見せてくれます。


キッチンプランの打ち合わせはもちろん、イベントスペースとしての活用もできます。

スペインから来日した同社CEOのエドワルド・コセンティーノ氏は「キッチンを素材から考えるみなさんが自由に活用できるオープンスペースにしたい」と、敷居が高く感じる南青山のショールームを、ユーザーのためのフレンドリーな場所にしたいとコメントしました。

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