KITCHEN
COSENTINO city tokyo open

キッチンマテリアルの新ショールーム

2022.07.19 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●南青山に日本初のキッチンマテリアルショールーム誕生

キッチンのワークトップのマテリアルはデザイナーやキッチンプランナーだけではなく、キッチンを考える人なら誰でも一番大切にしているポイント。

そんなマテリアルのショールーム「コセンティーノ シティトーキョー」が南青山にオープンしました。場所は根津美術館のそば、多くのファッションやブランド家具のショールームが軒を連ねる、東京でもプレミアムなエリア。

そこにマテリアルのショールームが300平方メートルの広さでオープンするとは、10年前に誰が想像できたでしょうか?

コセンティーノはスペインのブランドで、「サイルストーン」や「デクトン」など、リアルキッチン読者の大半がセレクトするマテリアルのメーカーです。

これまで小さなサンプルだけしかみられかったショールームですが、大きな空間で体感してほしいと、スペイン本社が意を決して巨額の投資をしたのが、東京。つまり日本市場でした。

海外ではすでに主要都市の一等地でさまざまなインテリアマテリアルのショールームが増えています。

コセンティーノもニューヨーク、ロンドン、マドリードなど世界の21都市に展開。イタリア・ミラノでは「ドゥモ」と呼ばれる一等地にショールームを構え、アジアではシンガポールに出店しています。

「コセンティーノ シティトーキョー」は、自然光が入り、緑を背景にした1、2階、地下と3層のフロアで構成されています。

空間イメージはすべてスペイン本社のディレクションとなる「地中海」をイメージした空間。

「コセンティーノの本社がスペインのアルメリアという地中海沿岸地域にあることから、地中海的な要素をふんだんに取り⼊れました。
職⼈によるスタッコ仕上げを模したソフトで明るい⾊を取り⼊れた最新コレクション、デクトンの新作「クラフトツェン」や、原点回帰して、地中海のゆったりとした暮らしからインスピレーションを得て⾊調を表現した爽やかな⾵合いのコレクション、サイルスストーンの「サンリットデイズ」を使⽤することによって、私たちのルーツをデザインの特徴として明確に表現しています。
さらに、植物や照明、家具などの装飾品にもこだわり、その雰囲気を表現してみました」(同社プレスリリースより)

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