カンディハウス、過ごせるダイニング椅子

●フレームに「合間」があるチェア

「AIMA（アイマ）」は日本を拠点とするフランス人デザイナー。グエナエル・ニコラ氏のデザイン。背からアームにかけてのフレームに「合間」が開いている珍しいデザイン。

グエナエル氏によると、「椅子で意外と大事なのは後ろ姿。特にレストランやカウンターでは重要な要素、そこに注目したデザインした」という。カウンターに並べるとこの通り、美しい景色が見えます。

これまでも発売してきた深澤直人氏デザインの「コタン」チェア。これに合わせたテーブルもオーバル、スクエアの２種が発売になりました。

日本と縁のあるヨーロッパのデザイナーを起用した新作は、可能な限り北海道の木材を活用し、北海道ブランド・カンディハウスとして、世界市場にも目を向けていくと社長の染谷哲義さんはコメント。昨年はブランドリニューアルをして、新鮮なグリーンのロゴでイメージチェンジもはかっています。

取材・文＝本間美紀