Collumn
Days & Stories

書く勇気を守っていく

2023.03.20 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●考えるか、何も考えないか、2択の27時間

今回のフランクフルト行きはアブダビ経由で、トランジット含めて片道が約27時間!

中途半端な待ち時間が多く、集中して本や資料を読んだり、原稿を書いたりなどの作業が難しく、考えるか、何も考えないかの2択しかないような旅の道だった。

こんなことを書いてもあまり意味はない。

でも書く理由は一度書くことを止めてしまうと、再び書き始めるのが本当に怖くなる。

その恐れは誰もが持っているものなのだろうか、それとも私だけ?

文章を書くのは実はとても体力がいる。
とある若くて美しい芥川賞女性作家が、書きだす瞬間のために2、3日を使って
体力と気力を調整してゆくと、何かの動画で話していた。

とても共感した。

PREV NEXT 1 2 3

Recommend

TOP