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Salone will take place in June

ミラノサローネ 6月開催
2022.03.23 キッチンジャーナリスト 本間美紀

● 第60回ミラノサローネ国際家具見本市は6月7日から12日

第60回ミラノサローネ国際家具見本市が2022年6月7日から12日に開催されます。3月16日にイタリア・ミラノから公式記者発表が開催されました。オンライン放映された記者発表会場では、多くの記者が詰めかける様子が放映され、イタリアにも日常が戻りつつあることを感じさせました。

何度も延期され、そして昨年9月にはスーパーサローネという特別展を開くなど、「行動」と「表現」でその存在感を示してきたミラノサローネ。イタリア人の創造力、情熱には驚かされます。

大きなポイントは3つ

 ゾーンマップを見ると、会場構成は2019年以前の状態に近く、予定通り家具、エウロクチーナ(キッチン82社)、FTK(キッチン家電関係ゾーン39社)、バスなどのエリアがそろいます。1500社近くが出展を予定しています。若手デザイナーを育てるサローネサテリテも復活。600名以上が参加予定です。

 「サステナビリティ」は2021年から引き続きのテーマで、会場ブースの設計や施工にも再利用可能な素材、アップサイクル、リサイクル素材の使用、再利用のための分解や電力、水の無駄の削減などが推奨されます。

 特にメイン会場となる「Sプロジェクト/15ホール(90社)」では「デザイン・ウィズ・ネイチャー」(自然に寄り添うデザイン)というインスタレーションを1400㎡で開催。建築家のマリオ・クチネッラと共同で開発したプロジェクトとなります

かつてのような豪華なレッドカーペット的なサローネではなくなるかもしれませんが、家具や製品を見るという本来の目的に適っていれば、過剰過ぎる装飾はいらない。そこにこそデザインや創造の力が必要とされるのだと思います。それは昨年の非常に無駄を削ぎ落としたスーパーサローネ会場の中で、ブランドの哲学が明確に見えたことからも明らかです。

200本の木に囲まれた、2021年スーパーサローネのエントランス。

●新しいビジュアルディレクションも新鮮

また素晴らしいと思うのが、エミリアーノ・ポンツィによる60周年記念ポスター。「リアルキッチン&インテリア」ウェブサイトも、現在、このイラストにジャックされていますが、グレーとミラノレッドを印象的につかったイラストは、見本市の歴史を年代ごとに1枚表現していますが、レトロな感じもあり、フューチャリスティックな印象もあり、さすがサローネと思えるビジュアルディレクションです。

次ページではミラノサローネ代表、マリア・ポッロさんのコメントと、ミラノ市との連携イベントを紹介します。

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