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REAL KITCHEN & INTERIOR

リアルキッチンができるまで【前編】

2018.03.02 田中 裕美子(REAL KITCHEN & INTERIOR PR)
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●カバーが「とろとろ」している!

昨年、11月26日、東京・二子玉川の蔦屋家電で発売記念イベントが行われ50名ほどの読者が集まりましたが、そこで初めて本書を手にした人から「わあ、不思議な手触り」と驚きの声が上がりました。カバーが「とろり」とした不思議な手触りだったからです(田中)。

デザインについて説明する宮本さん

田中:REAL KITCHEN & INTERIOR Season6の表紙を「とろとろリアルキッチン」と呼ぶ著者の本間さん。本誌を手に取ったことのある方なら、そのニュアンスが伝わるはず。特殊な用紙と印刷仕上げによるベルベットのような手触りは、出版元の小学館で過去に美術書でしか採用されたことがないそうです。

本間:雑誌というスタイルにすると、せっかくの内容も1ヶ月もすれば捨てられてしまう。だからこそ、雑誌スタイルながらも長く手元に置かれる「本」を作りたかったのです。Season2からは特に『プロダクト』としての本を意識しました。例えば、ダブルカバーにして、カバーを外すとその下の表紙にも趣の違う別バージョンの写真が出てきたり。

season2はミノッティクッチーネで撮影。
リネアタラーラで撮影

宮本:Season4のダブルカバーの下には、イラストと共に人生を豊かにする人生の格言を入れました。
本間:実はこれ、急なひらめきから生まれたもので、宮本さんにこのアイディアを言われて、エーッ、、、、って。世界の格言を小学館の担当の方と一晩で探しました(笑)。お手元にある人は、カバー外してみてください」

格言とイラストで構成されたseason4のカバー下
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