●フィンランドの国民性はニュートラルで平等
昼と夜の狭間、明るくもなく暗くもない、ニュートラルな時間のことを「SININEN HETKI /BLUE MOMENT」と呼びます。緯度の高い北欧では、すべてが青色に染まる時間が特に長く、夏至と 冬至の頃には数時間続くこともあります。フィンランドは、独立して100年の年月の中で、地 理、政治、教育、社会構成その他あらゆる分野において、バランスを取りながら「民主的」で「平等」、「ニュートラル」な価値観を形成してきました。その価値観は、フィンランドデザインだ けでなく、日々の暮らしの何気ない出来事の中に息づいています。フィンランドを象徴する 「ニュートラル」という価値観をコンセプトに、FIN/100は紡がれていきます。
デザイン、インテリア、ファッション、アート、建築、自然科学、テクノロジー、経済、歴史、 政治、音楽、食、文学、トラベル、アウトドア、コーヒー、デジタル、絵本、学校教育、育 児、サンタクロース……。20日間のイベント期間中、大小さまざまなフィンランドにまつわる
100個の出来事が繰り広げられます。日々の暮らしの些細な出来事から、フィンランドセン ターが招待するアーティストによるワークショップ、新作デザインやプロジェクトの発表まで。 この「100のできごと」を通じて、フィンランドが100年の年月で積み重ね、築き上げてきた暮 らしや文化、そして、これからのフィンランドがきっと垣間見られるはずです。
100のできごと一例
デザイナーDaniel Rybakkenトークイベント(来日予定)/ デザイナーJohanna Gullichsenトークイベント(来日予定) /アーティストLaura Väinölä フラワーワークショップ(来日予定) /デザインユニットCOMPANYによるワークショップ(来日予定)/ Kyrö Ginを使ったワークショップ ヒンメリ作りのワークショップ
www.fin100.jp