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Eurocuina & MDW2024
ヨーロッパキッチンの最新事情01
電気ケトルの生みの親
紅茶にお湯を回しかけて茶葉をジャンピングさせたり、ドリップコーヒーを落とすのに適した細い注ぎ口。イギリスのラッセルホブスの代表的な商品がこの電気ケトルだ。1952年にイギリスでビル・ラッセルとピーター・ホブスによって設立された家電ブランドだ。1955年にお湯が沸くと自動的に電源オフする電気ケトルを発売。今では当たり前の機能も当時は画期的。電気ケトルが世界的に普及するきっかけとなった。電気ケトルはコードレスタイプで持ち運びもでき、ティータイムのテーブルコーディネートに置いても、美しい食器やお菓子となじむデザインが好評だ。ほかにもトースターやオーブントースター、ブレンダーやチョッパーも発売。特にトースターは上部にふたをして熱を閉じ込めるものもあり、パンの水分が失われないため、中がしっとり焼き上がる。半透明のガラスを使ったトースターもあり、日本でもデザイン家電ブームの火付け役になった。
ステンレスと黒のシックなデザインは、間違いなく一押しのデザイン家電。
国 | イギリス |
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設立 | 1952年 |
主な製品 | 電気ケトル、トースター、ブレンダーほか |