Kitchenware
FISSLER
ふぃすらー

FISSLER

FISSLER

圧力鍋の代名詞といえる

蒸気を閉じ込める「スプリング式」の圧力鍋(シュッシュッという音が出ない)を開発し、加圧中に蒸気が出ない分、栄養や水分が食材に戻り、圧力鍋料理のレシピを変えてしまったといわれる。圧力鍋だけで7サイズをそろえる。その始まりは1845年。ドイツのブランドを調べていくと、金属加工にかかわる会社が多いのに気づくけれど、ここもそのひとつ。高級鋼の産地で配管工をしていたカール・フィリップ・フィスラーが創業。1892年に野営で使う移動式のキッチンをつくったのを機に、鍋やフライパンを手がけ始める。工程に蒸気エンジンを使う、アルミ加工を始めるなど技術的な挑戦を続ける会社だった。現在はステンレス鍋やフライパンなど、扱う商品も増えたが、ナノテク加工や底面や鍋面の凸凹のカットなど、細かなところに、創業以来のテクニカルなセンスを感じる。

Check point

圧力鍋の音と蒸気が苦手…という人は一度、スプリング式を試してみてほしい。ふたの開閉も左右にスライドするロック式で簡単。

ドイツ
設立 1845年
主な製品

圧力鍋、ステンレス鍋、フライパン

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