BATHROOM
Bathroom experience

ISH見本市レポート01

2019.03.25 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●ファニチャー!ファニチャー!ファニチャー!

「ヴァニティファニチャー」とは、洗面ボウルにつながって使える収納家具のことです。日本でいう洗面収納とはちがって、その質も中もぐっと進化していて、それはまるでキッチンのよう。髪質によってブラシを使い分けたり、コスメ道具など、洗面スペースもしまうものが多種多様に。キッチンにお気に入りのツールをしまうように、洗面台も自分らしくカスタマイズできる時代なっています。特にメイク好きのおしゃれさんにはたまらないのではないでしょうか?

【Duravit/デュラビット ドイツ】

デザイン洗面ボウルのトップブランドとして、会場の顔ともなるデュラビットは、日本でもおなじみの「ハッピーD」と組み合わせられる洗面家具として「ハッピーD.2プラス」を発表。独自の曲線を持つヴァニティファニチャーで、引き出しの中も綺麗に整理できるようになっています。中の仕切りも木材やメタルでできていて、キッチンの収納のよう!

さらに進化していたのがこちら。ジーガーデザインによる「viu」。洗面ボウルと家具が見事なまでに一体化していて、この仕上げには会場でも驚くプロが多かったようです。洗面ボウルのふちと収納家具部分の境目がぴったりと収まっています。


洗面ボウルとヴァニティファニチャーを何通りも展示していたデュラビットでしたが、その扉材の種類が各シリーズ30種類近くあり、洗面の本格的な家具化を予感させました。

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