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Special Issue

Life with SieMatic 01

アートとロジックが交わる家
2021.05.21 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●ロジカルでアースティック

誠さんが思い切り自分の好きなものを表現したというのがリビングです。石だたみのイタリア・ミラノの街のようなグレイッシュな空間です。Vの字のようにレイアウトされたのはイクスシーブランドのソファ「バード」です。

「これにも理由があるんですよ。階段から上がって奥のクローゼットに着替えに向かう。僕の歩く流れにそったのがVフォルム。さらにVのレイアウトは向かい合うように座れて、窓の景色が見える。ソファの座面は撥水加工した生地で張ってもらいました。飲み物こぼしても大丈夫だから、本当にくつろいでもらえる。ね、合理的でしょ?」。迷いのない解説です。

「僕が選ぶものは全部理由があるんですよ」とゴロゴロと誠さんが動かしてきたのが、カッシーナのラウンジチェア「アキ」「ビキ」。1990年代に誕生した、喜多俊之さんによる名作椅子です。

「キャスターがついてるから、リビングのサブソファにもなるし、壁面に作りつけたデスクで仕事する時のワークチェアにもなる。映画を見る時はモニターの前に動かす」。確かに、すべて理にかなっています。


もちろんすべてが理詰めなわけではありません。二人が大切にしているのはロジックとアートのバランスです。
センターテーブルには、風船で今にも空に飛びそうな少女のオブジェがさりげなく飾られていました。「バンクシーのアートですよ。見た瞬間、気に入ってしまって」。荘厳な印象のリビングを少し和ませてくれる、モダンアートです。

他にも茶道の茶器を収めるキャビネットは、カッシーナが復刻しているシャルロット・ペリアンのデザイン。待ちに待って届いたそうです。

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