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【レポート】長く使える道具のために

2017.03.06 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●木のボードにも専用オイルが

南洋チークの集成材を大胆に使ったウッドボード。欧米ではミートブロックと呼ばれる、肉の塊をぶった切る(とまさにそんな感じかと)肉専用のボードがありますが、これはオランダのブランド、チークハウス社です。木を無駄なく活用するために、濃淡をランダムに使った表情がユニークです。小さなタイプは日本でも発売を予定しているそうです。

でも、無垢材を使ったものは、日本人はどうしても傷みが気になりますよね。でもやっぱりここでもあったんです。

商品と同じロゴが入ったケア用品。カッティングボードオイルと言いますが、使った後はちゃんとケアすることはもはや当然のようです。月に一回塗りこむといいそう。右はまな板にオレンジの香りをつけるケア用品で、蜜蝋とココナツオイルがベース。欧米ではよく見るのですが、食器なども洗った後に「シトラスの香り」がしているのが、清潔感を感じさせるようで、食器洗い洗浄機の用の香料も洗剤とは別に売っているくらいなんです。日本人とは感覚が違いますね。

こちらで紹介のフランスのモヴィエルも、お手入れあってこそのお鍋です。

→ガストロノミーから生まれた鍋

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