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【トレンド】ドイツのスタイリストに聞く

2017.03.01 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●オネスト・マテリアルという考え方

毎年、4つの考え方が提案されますが、本間が一番気になったのが「オネスト・マテリアル」というゾーン。直訳すると正直な素材という意味です。銅、真鍮、粘土、陶土、鋳鉄、リネン、天然木、エナメル、織物、革細工など、派手な色や意匠はありませんが、真面目すぎるくらい長く使えて、普遍であるもの。そんなイメージで集められたものたちです。

錫のボウルに、石板のプレート、無垢の木のペッパーミルやトレイ。色は沈んだブルーですが、リブのついた質感のあるニットクロス。

フライパンがランダムに吊り下げられた展示は日本のキッチンでもヒントになりそうです。使われているのは「竹」ですね。

「このゾーンでは特に日本製品が多く選ばれています。日本のハンドクラフト製品は、ヨーロッパにとても大きなインスピレーションを与えていますよ」とアネッタ。

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