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Kitchen&Jazz03

キッチンで聞くジャズ[03]
2018.05.04 キッチン&ジャズ担当 KOBA
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特別企画「キッチン&ジャズ」

連休はいかがお過ごしですか?このゴールデンウィークはキッチンや美味しい食のシーンに似合う音楽を紹介する、ちょっと変わったコラムをお届けします。実はリアルキッチン&インテリアの担当KOBA氏はジャズムックをヒットさせた音楽に強い男性編集者。食や音楽にもちょっとうるさい同氏によるクセのあるコラムをお楽しみください!

●やっぱり大好き! ボサ・ノヴァ

リアルキッチン&インテリアな空間に相応しい音楽ということで、アンビエント・ハウス、ジャズを紹介してきましたが、やはりオシャレ系女子にとってのド真ん中は、ボサ・ノヴァでしょう。

ところで本来、ブラジル音楽といえば、サンバです。サンバは典型的な南米らしい情熱的な音楽で汗と熱気100%、ちょっとkitchen空間には合いません。一方、ボサ・ノヴァは洗練されていて都会的です。その差異は、ボサ・ノヴァの生い立ちにあります。

ボサ・ノヴァは1950年代末期、リオ・デ・ジャネイロのアッパー階級によって生み出された音楽です。肉感的でダイナミックでダンサブルなリオのカーニバル音楽とはまったく違う音楽を発信したい。ボサ・ノヴァの創始者と言われる、若き日のアントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルト、アストラッド・ジルベルト、ナラ・レオンは、そう考えていました。彼らは押し並べて富裕層の若者で、ナラ・レオンの大豪邸が彼らの溜まり場になっていました。そこから生まれたのが、サンバの対極にあるゆったりとしたテンポでしっとりと歌い掛ける、ボサ・ノヴァ(ポルトガル語で新しい感覚の意)なのです。

<次回に続く>

アントニオ・カルロス・ジョビンというよりボサ・ノヴァの最高傑作「WAVE」は、kitchen空間をオシャレに演出します。

 

JAZZ VOCAL COLLECTION(小学館)

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