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Ambiente report03

アンビエンテレポート03

2018.03.16 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●食器のビジネスも多角的な展開に

南ドイツのリッツェンホフはシチュエーション別グラスを大きな会場で発表。

パトリシア・ウルキオラなどそうそうたるデザイナーを起用して、ウイスキーのショットグラス、シャンペングラスなど、飲み方に合わせたグラスを、様々なデザインで発表。

同じくドイツのコツィオルはプラスチックの食器や雑貨で知られていますが、ハンマーで叩いても絶対に壊れないという超強力樹脂でガラスに匹敵するグラスを開発。アウトドアダイニングの用途はもちろん、業務用の需要も見込んでいるそうです。会場ではハンマーと商品を用意して、来場者に叩いてもらう企画も。

日本の器も好評です。イイホシユミコさんの食器もメインとなる4号館で発見!こちらも素材などを見直し、業務用対応の食器として提案しているそうです。盛り付けデザイン、インスタ映えフードが世界のレストランを席巻している今、デザインの良い食器は業務用の世界でも引っ張りだこです。

このような流れを受けてアンビエンテも変わろうとしています。2019年から会場構成を大幅に変えると、ドイツ本国で代々的な記者発表がありました。その詳細は次ページから。

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