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REAL KITCHEN & INTERIOR

リアルキッチンができるまで【前編】

2018.03.02 田中 裕美子(REAL KITCHEN & INTERIOR PR)
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小学館でも珍しい用紙に出会えた!

田中:誌面の用紙や表紙の方向性が決まってから実際の紙選びや印刷仕上げはどのように進むのでしょうか?

宮本:「紙選びは小学館の資材室の方と一緒に進めるのですが、このスケボー本を持って、資材室行くと、『これは俺も見たことないぞ。』と言いながらも、担当の方が似た紙を見つけ出してくれました。また、表紙に柔らかさととろみをもたせている仕上げは、小学館では過去に一度しか使われたことのない仕上げだったそうです。

そうして選ばれたのは、リアルキッチン&インテリアでも初めてとなる用紙と仕上げでした。過去のものと比べてみると、たしかにより白く、厚みもあることに気づきます。そして、表紙を本間さんが「とろとろ」と呼ぶ理由もよくわかります。キッチンづくりにおいて、大事な素材選び。上質な素材感を、リアルキッチン&インテリアの本誌を通じても感じてほしかったという本間さんと宮本さんの想いは、読者の皆様にも届いているのではないでしょうか(田中)。

ぜひ、『リアルキッチン&インテリア シーズン6』でお確かめください。

後編に続きます!

インタビュアー:田中 裕美子 (REAL KITCHEN & INTERIOR PR)

 

本間美紀(ほんまみき)

キッチンジャーナリスト。早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多数。セミナー活動も多数。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)。

宮本理希(Dynamite Brothers Syndicate)

アートディレクター。九州芸術工科大学卒業。グラフィックデザイン事務所ダイナマイト・ブラザーズ・シンジゲートでアートディレクターを務める。編集デザインを得意とし、2015年からリアルキッチン&インテリアのカバー、誌面デザインを一貫して手がける。紙の質や表紙から誌面に至る表現まで、プロダクトとしての本の美しさも重視、長く愛される本作りを目指す。日本語やアルファベット、品のある文字組みと繊細さとダイナミックさを併せ持つエディトリアルデザインに定評がある。

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