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Special Issue
MAUVIEL FOR GASTRONOMY 01

ガストロノミーから生まれた鍋【前編】

2016.03.16 本間美紀

●お手入れについて考える

銅鍋ですが、中はステンレスなので、普通に洗えば大丈夫。けれども、できれば優しく手洗いしたいものです。ドイツの鍋が収納や洗いやすさや耐久性を優先に考えられているのとは対照的だな、と思ってしまいました。機能優先の鍋と違って、「料理人の腕に沿って美味を引き出す」ことを優先に作られているから。そのためにそれに適したお手入れをすることが料理人にとっては当たり前です。

 

copperbrill
この写真ではなんか、水をジャーっとかけてますが(笑)、手で丁寧に洗ってあげると鍋も喜びます。

銅の鍋はご存知の通り、すぐに色が変わります。専用のペーストを使って、綺麗に磨き上げる。それがモヴィエルを持つものの楽しみだそうです。これは家庭に伝わる銀器を磨く習慣を持つ、ヨーロッパならではのものでしょうか。酢と塩と小麦粉を混ぜたペーストで磨いてもいいそうですよ。

2700 Copperbrill
モヴィエル専用の磨粉。パッケージのデザインも可愛い。お鍋を買うならケア用品も一緒に、「お手入れしたい」という心と共に連れ帰りたい。
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