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Special Issue
GAGGENAU beautiful cooling

ガゲナウ─冷蔵庫が家具になる

2018.06.02 キッチンジャーナリスト本間美紀 

●ワインセラーの温度帯も3ゾーンに

日本でもワインは多様な種類を家庭で楽しむようになり、保管方法に気を配る人が増えています。

赤ワイン、白ワイン、シャンペン、3つの違う温度帯を一台のワインセラーで保存できるようになりました。

ミラノサローネ会場の「ガゲナウホーム」でも、中のボトルが美しく映えるワインセラーが展示されていました。

さあ、進化する家電、冷蔵庫の次は何がありますか? そんな質問をスヴェン氏にしてみました。すると答えは「インディビジュアリティ」という言葉でした。今回、ミラノの取材では何度も聞く言葉でしたが、私もまだきちんと理解しているわけではありません。要は「一人一人違う生活にどう対応するか、そのシステムを整え、そのための暮らしを提供すること」ということを意味しています。

スヴェン氏は続けます。「例えば昨年東京に行きました。すごい家が小さいですね。それでも一人一人、その狭い中でもラグジュアリーな暮らしができないか。私たちは考えます。サイドボードに引き出しのようなコンパクトで高機能な冷蔵庫が収まっているなど、いろんなソリューションが見つかりそうですよ」。なるほど、それは面白そう。これからもガゲナウの発想には期待できそうです。

ミラノサローネ会場での「ガゲナウホーム」でのアプローチ。ガレージには高級車のアストンマーチンが!

ガゲナウは330年以上の歴史を持つ会社です。鋳物の製造から始まり、オーブンの製造でキッチンの分野に進出しました。そして今は湿度を与えながら焼くスペシャルなオーブンやハイカロリーのガスコンロ、ハイブリッド式(IHとガスの両方が組み合わせられる加熱機器)など、日本でも人気の高まっているブランドです。今後はさらにダイニングへ、リビングへ。ガゲナウの活躍の場が広がってくる。そんな予感がしました。

2016年のガゲナウの記事はこちらから。

ガゲナウ330年の歴史を知る

 

supported by N.tec

取材・文/本間美紀 Reported by Miki Homma/journalist

リアルキッチン&インテリア著者 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

撮影/岡村享則  photograph by Yukinori Okamura /Photographer

リアルキッチン&インテリアを代表するフォトグラファーとして活躍中。大学で住居学を学んだ後、桑沢デザイン専門学校へ。建築写真家の事務所で修行。独立後は大手新聞社でジャーナリスティックな撮影を手がける。その経験から得られる現場感覚とデザインへの感度でストーリーを紡ぐようなライフスタイル撮影に定評がある。暮らし、インテリア、料理などの撮影のほか、釣り雑誌での連載を持つなどアウトドアマンとしての顔も。

 

 

株式会社N.TEC GAGGENAU東京ショールーム 
東京都港区東麻布1-8-4 ザ・ベルグレイヴィア1階2階
TEL:03-5545-3877
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