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Milanosalone04

キッチンはマテリアルから選ぶ

2018.05.21 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●まだまだ続くミックスマテリアルキッチン

日本でもすっかり意識の高まったマテリアル志向のキッチン。その傾向はまだまだ続きます。

イタリアのユーロモビルは安定感あるデザインで、日本の家庭でも取り入れやすくて人気でしたが、今年は大胆なデザインを発表。もともと同社はテーブルトップを高低差をつけて組み合わせ、キッチンとテーブルが重なり合ったようなスタイルを得意といてましたが、マークサドラー氏が提案したのは、こんなにダイナミックです。ご本人の言葉を借りると「カシミアのセーターにテニスシューズ」を合わせたような粋なカジュアルダウンなのだそうです。詳細はまたレポートしますね。

Photo=euromobil/SEI  より詳しいユーロモビルの記事は今後も掲載予定です。

ドイツのジーマティックではダークトーンの素材にLEDの光がすっと流れる、「ピュア」シリーズの新作を。キャビネットの背面に鏡が仕込まれ、室内の景色や自然光をキッチンに呼び込みます。素材感を豊かに重ねたデザインは、実はこれまでのジーマティックにはあまり見られなかった傾向です。ドイツの現代建築を研究したピュアリズムをベースに、濃色の木目、ヘリンボーン、ゴールドブロンズ、鏡など、重厚な素材を合わせています。

photo=SieMatic/PUREcolleciton より詳しいジーマティックの記事は後日掲載予定です。
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