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Special Issue
My kitchenhouse 01

レトロ空間にツートーンキッチン

2018.03.10 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●ここまでキッチンハウスで頼んで

今回のリノベーションはトイレの中の洗面台もキッチンハウスで製作しました。キッチンとはちょっとイメージを変えて少しクラシックなテイストに。「まず洗面カウンターのトップに石目のような素材感を選び、ダークグレーの框付きの扉 サンレミを合せました」。

圧巻なのは玄関からリビング&キッチンに向かう前の廊下。この壁面を4.8m、美しい収納に仕立てたのもキッチンハウスです。「奥行は45cmと浅めですが、かなり入りますよ。私や息子の服の肩幅なら衣類もかけられますので、一部はクローゼットになっています」。広さに限りがあるマンションで、圧迫感なく収納を確保できるのもキッチンで培われた繊細なサイズ感のプランがあってこそでしょう。

「子ども部屋はまだ用意してないんですよ。キッチンで家事をしていると、息子がそばにきて、今日あったことを話してくれるんですよ。しばらくはキッチンリビングで一緒ですね」。今回、とても素敵だと思ったのは、住まいのところどころにアートが飾られていること。「昔のポスターや若い作家のアートを飾っているんですよ」とご主人。木目と白を基調にしたシンプルな空間に、モダンなアートがとても映えていました。夫婦のセンスと現実的な生活が溶け合う住まい。それをつなぐのがツートーンのキッチンのように思えました。

 

取材・文/本間美紀 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

撮影/岡村享則 大学で住居学を学んだ後、桑沢デザイン専門学校へ。建築写真家の事務所で修行。独立後は大手新聞社でジャーナリスティックな撮影を手がける。その経験から得られる現場感覚とデザインへの感度でストーリーを紡ぐようなライフスタイル撮影に定評がある。暮らし、インテリア、料理などの撮影のほか、釣り雑誌での連載を持つなどアウトドアマンとしての顔も。リアルキッチン&インテリアを代表するフォトグラファーとして活躍中。

Supported by kitchenhouse

 

[My kitchenhouse] はキッチンハウスとリアルキッチン&インテリアがお届けする、リアルなキッチンの今を伝える連載です。今後もご期待ください。

お問い合わせ/キッチンハウス 東京店 世田谷ショールーム TEL:03-3969-6648
www.kitchenhouse.jp

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