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Milano Quick Info 03
ミラノサローネ&MDW 前情報03
●日本の食器洗い機事情を解説
トップバッターで登場したのは、アスコの嶋岳人さん(ツナシマ商事)。海外ブランドの家電を戦後から輸入している商社ツナシマ商事が家業なので、自身も小さい頃から食器洗い機を使う暮らしに馴染んで育ったそうです。
ということで食器洗い機の市場を伝える使命感から、前半は、データで食器洗い機の現状を詳しく解説して下さいました。その中で印象的だったのは、日本での食器洗い機の普及率の低さ。欧米の先進国では7-8割の普及率を誇る食器洗い機ですが、日本ではまだ28%。さらに、2017年の出荷台数は74万台で、そのうち海外ブランドの食器洗い機の出荷率は1割程度だったそうです。また、食器洗い機を使ったことのある人のうち、5割はリピートしたいと思わないという驚くべき数字も発表されました。
その理由として考えられるのが、使っている食器洗い機の容量が少なかったり、食器の出し入れがしにくく、不満がたまっているのではないかという点。そこで、アスコが提案するのが、60cmの食器洗い機を導入し、1日分をまとめて入れるまとめ洗い。お茶碗が多い日本の器文化に対応するアスコの食器洗い機なら1日分をまとめて洗える収納力があるそうです。
どれだけ収納できるのか、実機を使って見せて下さっている中、タイムアップのチャイムが鳴り、あえなく終了となりましたー。
アスコの詳しい記事はこちらからどうぞ→北欧生まれの食器洗い機アスコ