KITCHEN
Kitchen house Okayama

キッチンハウス 岡山ショールーム

2017.06.23 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●キッチンとインテリアを考えやすい理由は?

今回のキッチンハウスのサンプルゾーンを見て、キッチンハウスが変わりつつあるな、と感じました。多くの住宅設備メーカーのキッチンで揃える「捨て色」を減らし、グレーやベージュ、ホワイトなどで何トーンも揃えるなど、本当に日本人に好まれるトレンドカラーを繊細な色使いで揃えています。棚を見ただけでセンスが伝わってきます。

暗く見えますか? いや、私はなんだか素敵に見えました。シック、マット、グレイッシュ、ニュアンス、アースカラー、本当におしゃれでリアルな色が揃います。

特にメラミンは色や柄、表情が以前と比べ格段に豊かになり、汚れもつきにくくお手入れも楽です。そのメリットを生かしながら、インテリアと融合したキッチンデザインに落とし込むプランを、キッチンハウスは得意としています。写真はテーブルとキッチンがずれてつながる、ストレートテーブルの新バージョン。

またキッチンの前にダイニングやソファが置かれることを想定し、余白を残した展示スペースもあり、来る人が「インテリアとキッチンの関係」を考えやすい場所にしています。小物や家具を置き過ぎると、キッチンそのものが見えなくなってしまうスタイリングしすぎのショールームも増える中で、シンプルにグッと削ぎ落とした空間はそれだけでアピールがあります。

3セットのキッチンの前は余白の空間。家族の暮らしを想定する想像力を解き放つ場所です。

ということで岡山、、、にこんなユニークなショールームが出来たなんて、本当に驚きですが、西日本でキッチンを検討中の方は旅行がてら足を伸ばしてみてはどうでしょうか?

kitchen house岡山店

岡山市北区辰巳11-106
tel. 086-805-8258
営業:10:00~18:00 
定休:水曜(祝日は営業)

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