ファンが生まれるクチュールキッチン

大阪の「lepur（ルプ）」もクチュールメイドと言える。杉とステンレスのキッチンがベース。オーガニックな暮らしやマクロビな食、手作りのもの、アートを愛する平尾恭子さん（ルプママと言います）。彼女と相談しながら作ると、ただの木と金属が、温かみある「ルプ」のスタイルになる。ここもファンが多いキッチン。

こういったクチュールメイドは、キッチンデザインにオーナーのキャラクターがにじみ出るのも魅力で「ファンがつく」のもこのタイプのキッチン。ただし少人数で’考える仕事’をしているので、「早く、安く、便利に」というだけの要望にはなかなか答えにくいかもしれません。個人シェフが手がけるレストラン、、、みたいな感じかもしれません。

クチュールメイドは自由度はありますが、キッチンブランドによってある程度の「スタイルが確立」されていますね。たとえば本当のオーダーメイドは「スタイルはありません」。なぜなら要望に沿って作るから、ヴィンテージ風の木材を使うとか、ツヤツヤの真っ赤なキッチンとか、プロの厨房風にしたい、とか、どんな要望にも合わせるのがオーダーメイドです。カスタムキッチンも決まったスタイルはなく、守備範囲広く、トレンドに乗ったデザインをそろえてコスト調整がしやすくなっています。

【クチュールメイドキッチンはこんな人に向いている】

・洋服や音楽でも強い求心力を持つものに魅かれる
・自分とぴったりのスタイルだった
クチュールキッチンのショールームはどこにあるの？リアルキッチン＆インテリア　season４はMUSTGOなキッチンとインテリアのショップ＆ショールームガイドの総力特集です！