KITCHEN
NANA’S LUNCH

宮澤奈々さんちのランチ

2016.03.28 本間美紀

●シンプルでダイナミックなメインと、アートなデザート 

でもこれで終わりじゃない…。
ドイツ・ガゲナウ製のオープングリルでじわじわと焼いていた夏野菜、松坂牛と自家製ソーセージ。奈々さんは簡単な夕飯などは、ここでさっと余った食材を焼いて済ませる、と言ってましたが、ガゲナウで夕飯づくりってことがもうすごい…。


ころんとしたソーセージはもちろん手づくり。奈々さん、まさに「腸詰めしたの?!」という質問に、にっこり微笑む。

キルティングみたいなフォームのケーキは、とろりとミルキーな味。3Dなケーキの発想が、すごい(なみなみの樹脂プレートを探してつくったのだそう…!)
いったいいつこんなお料理を考えているのか。プロダクトデザイナー並みの総合的で立体的なメニュー。
目でも食感でも味でも楽しめる。そのバックヤードが知りたくて、こんな記事も。
宮澤奈々さんーリアルキッチン&インテリアの取材から。
だって、これがひと月とか、一年に一度の大切な時ではなくて、これが奈々さんの日常。それがすごい。ドイツのポーゲンポールでつくった、本人も最初は「宇宙船みたいに大きい」と驚いてしまったキッチン。

半年もすればもはや彼女の庭。そしてキッチンの片隅で奈々メモを見た!
さらっと書き流したメモに奈々さんのリアルを見る。料理は最終形。奈々さんの頭の中ではずっとイメージがある。つきない創造力。理系的な整理力や判断力(キッチンの中の収納もすごいのです)。美大のような料理へのアーティスティックなセンス。いつも笑顔で、おもてなしを楽しむお人柄。メイクも髪も、ちゃんと自分らしく整えるゆとり。ということでメニューカードはこちら(奈々さんデザインの手づくり)。

そんな奈々さんのキッチンって?

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