Furniture
Fritz Hansen
ふりっつ・はんせん

Fritz Hansen

Fritz Hansen

デンマーク名作椅子の宝庫

デンマークを拠点とし、北欧のブランドとしては最も国際的に成功しているのが、フリッツ・ハンセン。日本でもダイニングの超定番となったのが、アリンコチェア、セブンチェアと呼ばれる、曲線的なグラフィカルな椅子だ。建築家のアルネ・ヤコブセンがデザインした椅子で、セブンチェアは50年以上のロングセラー。航空機のプロペラ製造で使われた技術などを使い、薄い板を9枚、高圧で圧着して、薄く強い椅子を実現している。最近のセブンチェアはさまざまなカラーバリエーションのほか、素材本来の美しさを生かしたいと、ウォルナットやチェリー、パイン、メープル材など木材の個性を生かしたバージョンも発表。より自分らしいインテリアに合わせて選べるようになっている。ほかにもフリッツ・ハンセンの椅子は名作ばかり。スワンチェア、エッグチェアは、ぽってりとしたボリュームのあるフォルムの張りぐるみの椅子。張り地のデザインをデザイナーとコラボするなど、今なお話題を呼ぶチェアだ。また革とスチールを多用するポール・ケアホルムデザインのシリーズも代表作のひとつ。アルネ・ヤコブセンとはまた違う、シャープなデザインは男性的な印象でホテルなどに似合いそうだが、家庭のリビングダイニングにもはまる。もともとは家具のパーツや部材のメーカーとして創業。社名は創業者のフルネームから。職人技をよしとする北欧の家具業界の中で、いち早く工業化や量産化に着手してきた。ホテルやレストラン、空港など商業用の家具としても実績が多い。だから椅子は大量に集合したときの姿も考え抜かれ、1脚だけで美しく、集合して見事なデザインの視点に気づかされる。最近は新しいデザイナーとの仕事にも積極的。セシリエ・マンツのシェル型のチェアなど、新たな定番を生み出している。

Check point

セブンチェアはどんなキッチンインテリアにも似合う。写真左のように色を変えるなど、カラーで冒険してみたい。

デンマーク
設立 1872年
主な製品

椅子、ソファ、テーブル

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