Lifestyle products
brabantia
ぶらばんしあ

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整った生活のための道具たち

ブラバンシアの始まりは「洗濯をしてきちんと服にアイロンをかけて、暮らしにゴミのない整った生活をして欲しい」という思いから始まっているという。そのための生活用品一式がそろう。

洗濯物を入れるランドリービンや機能的なアイロン台、ペダルを踏むとふたが開くゴミ箱。これらが快適な整理整頓につながる。キッチンのキャニスターは食材をきちんと整理して保存できれば、料理の段取りがスムーズになる、と開発された。製品開発はひとつの哲学で貫かれているのだ。
創業の由来が面白い。煙草産業が盛んだったオランダのある地方で、ブリキの煙草用具入れや灰皿をつくっていた会社で、創業者自身が愛煙家だった。彼がつくる煙草用の道具は、徹底した研究成果によって世界中で評判になり、ブランバンシアの名前を世界に広めた。

1920年代にはミルクサーバーや漏斗、バケツなど生活用品の製造を始め、戦後は日用品の復興需要で会社が大きく成長する。他ブランドと違うのは、有名デザイナーによるデザインではなく、社内で機能的な形を徹底して追求した結果が、自然に美しい日用品のデザインになったという点だ。今では前述のとおり、洗濯物干しやアイロン台、ポスト、キッチンツールなど生活にかかわるすべての商品をつくるようになった。

日本でよく知られているダストビンも、ふたの開閉の方式だけで、足で踏むペダル式、手で押すタッチ式、センサータイプなど3種類。色の豊富さも世界一ともいえ、日本でも赤、緑、黄色、青、オレンジなど12色がそろい、キッチンの扉のなどキッチンインテリアに合わせて選ぶことができる。
サイズのバリエーションも多く、世界一選びやすいゴミ箱かもしれない。しかも開閉に不具合が出たら修理して使い続けてほしいという姿勢で販売されている。オープンキッチンではゴミ箱の見え方もインテリアの大きな要素。グッドデザインなものを選びたい。美しく整った生活のための、キッチンウェアやテーブルウェアも扱い、キッチンインテリアとも深くかかわる。

Check point

ダストビンをキッチンカウンターやテーブルの下で使う場合は、ふたが上に開かないタッチ式開閉を選ぶと、ぶつかりにくい。

オランダ
設立 1919年
主な製品

ダストビン、洗濯用品、キッチン用品

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